きらめき企業

デジタルとアナログを駆使した
電子基板・電子機器の一貫生産

駒澤大学経済学部准教授
大前 智文 氏

岐阜県可児郡御嵩町で電子回路を構成するプリント基板の開発・設計、実装・組み立て、製品開発支援までを一貫して営む株式会社久田見製作所。産業装置、工作機械、住宅設備向けプリント基板の高品質・小ロット・短納期対応を実現するとともに、デジタルとアナログを組み合わせて新たな価値を創造している。

1972(昭和47)年に設立。プリント基板実装に欠かせないはんだ付けの技術を磨き、産業の根幹を担ってきた。2000年代ごろから始まった取引先工場の海外移転や安価な海外製品に対して、最新の機械設備による徹底的な高品質・小ロット・短納期を追求。加えて、職人による手付け実装や電子機器の組み立てなどアナログな領域の希少性・重要性にも着目し、新たに価値付けをしていった。近年ではプリント基板の開発・設計機能の強化に注力し、ハードウェアの設計・開発から実装・組み立てまでの一貫生産体制と提案力が顧客から高い評価を得ている。

代表取締役の岡田稔氏は「この仕事には基板から製品ができていく楽しさがある。一貫生産体制に加え、デジタルとアナログの組み合わせが新たな価値を生む」と話し、日本のものづくりを支え、動かしていく。

2022年8月1日

株式会社久田見製作所

岐阜県可児郡御嵩町上恵土191-2
【株式会社久田見製作所 HP】

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大前智文

1982年愛知県生まれ。
名城大学経済学部特任助手、岐阜協立大学経営学部講師を経て、2021年4月から駒澤大学経済学部准教授。日本中小企業学会第14期理事。フットワークの軽さを信条として、理論と現実との絶え間ない行き来から中小企業に関する調査・研究に取り組む。

大前智文