静かさを科学し、次世代防音・吸音材を開発
防音材として従来使われているグラスウールやウレタンを使用した製品を凌駕する性能を持つ、次世代の防音・吸音材を開発した神奈川県厚木市の株式会社静科。社名の静科は、「静かさを科学する」との思いから命名した。
同社の防音パネルの特長は、ハニカム材に発泡樹脂を充填した吸音材をアルミ繊維とアルミ板でサンドした構造で、低周波から高周波まで幅広い帯域で、高い吸音・遮音性能を持つ。これまでに、高速道路や騒音に悩む工場に多く設置された実績があり、設置した顧客からの満足度も高い。
同社は、初めから防音・吸音材のメーカーではなかった。「何か人のためになることができないか」、「人に優しい製品をつくりたい」との思いから、働く環境、生活する環境に影響する「音」に着目し、騒音や雑音で悩んでいる人の助けになることを使命として開発を進めてきた。
製品が普及してきた今でも、単に良い性能の製品をつくるのではなく、顧客のニーズに対応できる全く新しい高機能な防音材の開発を進めている。
現代表取締役社長の高橋俊二氏は、父であり、製品の開発者でもあった先代(故人)の遺志を継ぎ、“静かさを科学する力”で、“世のため人のために尽くす”ことに力を注いでいる。
2018年10月1日
株式会社静科 :
神奈川県厚木市金田492-1
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(2018年9月25日)
1974年生まれ。
株式会社日立製作所、公益財団法人神奈川産業振興センターを経て、経営コンサルタントを主事業とする合同会社FRSコンサルティングを設立。生産性向上のための現場改善などを指導。2011年から東洋大学大学院経営学研究科ビジネス・会計ファイナンス専攻非常勤講師も務める。