春夏連覇果たした「平成の怪物」
今年も3月23日に阪神甲子園球場で開幕する選抜高校野球大会。全国の32校が頂点を目指して熱戦を繰り広げる。過去、高校野球ファンを沸かせた甲子園の名選手は数えればきりがないが、横浜高校の春夏連覇の原動力となった「平成の怪物」こと松坂大輔投手(現中日ドラゴンズ)の快投ぶりは今も鮮烈だ。
1998年の第70回の選抜大会。3回戦と準々決勝を連続完封して臨んだ準決勝のPL学園戦。松坂投手は苦しみながらも1点差を守り切って勝利し、続く決勝の関大一戦では4安打完封に抑えて優勝を決めた。
松坂投手を擁する横浜はその年の夏の甲子園(全国高校野球選手権大会)にも出場。準々決勝でPL学園と対戦した。追いつ追われつの名勝負となったが、延長17回に横浜が2点リードして逃げ切り。松坂投手は1人で250球を投げ切った。松坂投手はこの後、決勝の京都成章戦でノーヒットノーランを達成し、春夏連覇に花を添えた。
(今回で終了します)
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