海をまたいだ世界記録

日本のプロ野球で9年、米大リーグで17年と海をまたいで活躍を続ける現シアトル・マリナーズ所属のイチロー（本名・鈴木一朗氏）。MLB（米メジャーリーグ）シーズン最多安打、最多試合出場（日米通算）など、数々の記録を打ち立ててきたが、マイアミ・マーリンズ時代の2016年6月15日（現地時間）、対サンディエゴ・パドレス戦で記録した日米通算4,257安打達成は世界記録としてギネスにも認定された。

ピート・ローズ氏が持っていた、それまでのMLBの通算最多安打4,256本を上回った形だが、イチローの場合、日米通算記録のため大リーグの記録としては認定されていない。イチローは同じ年の8月には史上30人目となるMLB通算3,000本安打も達成。通算安打数は3,089本まで伸ばしており（2018年4月末時点）、MLB歴代21位に入っている。

今季の試合不出場が決まったイチローだが、来季の復活が期待される。
（隔週で掲載します）

2018年6月11日