スポーツコラム

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プロキャディとしての私の転機となったのは、2年目の1998年から4年間帯同した田中秀道プロとの出会いでした。勝負の世界の厳しさと社会人としての自覚を持つことの大切さを教えてくれた人でした。何しろ大学を卒業した後、そのままキャディの世界に飛び込み、どこか学生気分が抜けきれない自分に服装から礼儀、目上の人との接し方まで厳しくしつけてくれました。

2018年1月9日


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水谷隼氏 (みずたに じゅん)

1974(昭和49)年大阪府生まれ。高校時代は野球部に、近畿大学でゴルフ部に在籍して選手として活躍。大学の先輩だったプロゴルファーのキャディを務めたことをきっかけに、1997年にプロキャディとなった。1998年から4年間、田中秀道プロに帯同し、計6勝をあげるなどして頭角を現す。2007年には男子の谷口徹プロと女子の上田桃子プロの2人を賞金王に導き、「男女2冠キャディ」となった。2013年からは韓国のイ・ボミプロに帯同している。ツアー帯同の通算勝利数(2017年12月末現在)は37勝で、日本の最多勝キャディ。