スポーツコラム

池谷幸雄の体操日誌

体操競技は日々進化しています。1992年のバルセロナ五輪ではD難度まででしたが、現在では男子はH難度、女子はI難度まであります。その背景には設備面の充実もあり、たとえば、タンブリングトランポリンという細長いトランポリンは真上に飛ぶだけでなく、競技のように移動しながらジャンプでき、効率的に高度な技術を習得できます。

2016年12月12日

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池谷幸雄 いけたにゆきお

1970(昭和45)年生まれ。4歳で体操を始める。1988年ソウル五輪では種目別床と団体総合で銅メダル、2大会連続出場となった1992年バルセロナ五輪でも種目別床銀メダル、団体総合銅メダルの好成績を残す。引退後はタレントとして第2の人生を歩み、2001年には「池谷幸雄体操倶楽部」を設立して子どもたちを対象に本格的に体操指導を開始。現在は「子ども達の未来のために」をモットーにスポーツ振興や教育問題にも取り組んでいる。