スポーツコラム

玉ノ井親方の相撲部屋日誌13

入門者も増やしていきたいけれど、今いるメンバーで結果を出す方法を模索しています。アットホームなところが私たちの部屋の良いところですが、ときには厳しく、プロとしての自覚をもってやっていきたい。結局、努力を続けなければ勝てません。努力が一番大事。このことを若い力士に学んでもらえるように指導を続けます。(今回で終了します)

2016年9月26日

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玉ノ井太祐

1976(昭和51)年生まれ。明大中野高校3年生で高校横綱となり、在学中の1994年に父が師匠を務める玉ノ井部屋に入門。現役時の四股名は栃東大裕(最高位は東大関)。2006年1月場所では14勝1敗で幕内最高優勝を果たすが、2007年の3月場所で脳梗塞の疑いから途中休場。検査を経て、医師から相撲を続けると生命に危険が及ぶと宣告されたこともあり、同年5月に引退を発表。引退後は玉ノ井部屋親方として後進の指導に当たる。