スポーツコラム

村主章枝のスケート日記11

フィギュアスケートの採点の中でジャンプの配点は非常に高く、この点は観客にも分かりやすい部分です。しかし、実際にはジャンプに到達するまでの滑りのなめらかさ、繋ぎのステップの複雑さなども採点基準に含まれます。氷上をスムーズに滑るというシンプルで、最も基礎の部分がジャッジの大切な要素になっているのです。

2016年3月14日

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1980年生まれ。元フィギュアスケート日本代表。「氷上のアクトレス」と称され、ソルトレイクシティ五輪5位、トリノ五輪4位、全日本選手権では3連覇を含む優勝5回、2003年グランプリファイナルでは日本選手として初優勝、2006年世界選手権大会2位、四大陸選手権優勝3回などの実績を持つ。2014年11月に競技生活を終え、プロフィギュアスケーターとして活動を続けながら、振付師としても次世代スケーターの育成に励む。