スポーツコラム

玉ノ井親方の相撲部屋日誌6

玉ノ井部屋名古屋場所の宿舎は地蔵寺というお寺にあります。お寺には保育園が併設され、力士たちはそこに通う園児たちと1カ月間毎日のように触れ合いました。保育園が開催する七夕まつりにも毎年参加し、相撲や綱引きで盛り上がります。地域の皆さんに喜んでもらうこと、相撲をよく知ってもらうことも大切な活動。力士たちも楽しんでいます。

2016年8月8日

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玉ノ井太祐

1976(昭和51)年生まれ。明大中野高校3年生で高校横綱となり、在学中の1994年に父が師匠を務める玉ノ井部屋に入門。現役時の四股名は栃東大裕(最高位は東大関)。2006年1月場所では14勝1敗で幕内最高優勝を果たすが、2007年の3月場所で脳梗塞の疑いから途中休場。検査を経て、医師から相撲を続けると生命に危険が及ぶと宣告されたこともあり、同年5月に引退を発表。引退後は玉ノ井部屋親方として後進の指導に当たる。