画像・映像の独自技術で飛躍
ソフトウェア受託開発と自社製品開発・サービス事業を展開する株式会社エム・ソフト。特に画像・映像関連で高度な技術を保有している。デジタルカメラやプリンタの機器の特性が記述されたプロファイルを用いて微細な色味を損なわない技術を開発し、提供している。
また、同社が開発したRayBrid(レイブリッド)は、動画から必要な部分を自動的に切り取ることができるソフト。映画などの合成シーンの制作で重宝されており、単一バック(ブルーやグリーン)の前で役者が演技したものを切り抜き処理する際、従来手作業で行っていたものを、通常の背景から自動的に切り抜き、別の背景と合成することができる。これまで同社の技術がかかわった著名な映画は数知れない。
一方、同社はAR(拡張現実)という最新技術に関するソリューションも提供。観光用アプリケーション、建設業界向けサービスを展開し、映画の製作にもARを活用してかかわった。
同社がこうした映像にかかわるきっかけになったのは産学連携。東京大学との連携から始まり、共同研究終了後はある映画監督との関係を構築、映像の世界へ本格参入した。同社は人と人との出会いを大切にしながら、すべての産業、すべての企業を顧客と捉え、画像・映像技術をコアとした事業構築を実現している。
2018年12月25日
株式会社エム・ソフト :
東京都台東区東上野2-18-10 日本生命上野ビル6F
【株式会社エム・ソフト HP】
- 苦難から復活し100年企業へ
(2018年4月2日) - 切磋琢磨して成長する中小企業
(2018年4月9日) - 「プラズマ世界一」を目指して
(2018年4月16日) - 仕事とスポーツを両立できる職場
(2018年4月23日) - 先を見て「次の時代」に備える
(2018年5月1日) - 時代の変化に柔軟に対応する力
(2018年5月7日) - 都会の住まい方を考える
(2018年5月14日) - 生産者と消費者を信頼で結ぶ
(2018年5月21日) - 家族のような絆でつながる
(2018年5月28日) - メロンの水耕栽培槽を開発
(2018年6月4日) - 業界の常識を疑う
(2018年6月11日) - 研究支援メーカーへの転身
(2018年6月18日) - 外部との交流で自社を知る
(2018年6月25日) - 地元産品の再評価で町起こし
(2018年7月2日) - 細く長く地域とともに
(2018年7月9日) - 森と都市をつなぐアーバンフォレスター
(2018年7月17日) - 町工場が作ったアート・オブジェ
(2018年7月23日) - 高齢者向けIoT体感ルーム
(2018年7月30日) - 商品化できないにんにくを活用
(2018年8月6日) - スタートアップ企業の飛躍
(2018年8月20日) - 新しさとぶれなさ
(2018年8月27日) - 伝統の味を若者にも
(2018年9月3日) - 印刷は楽しいものづくり
(2018年9月10日) - 経営理念の地道な実践
(2018年9月18日) - 時代に流されないしたたかさ
(2018年9月25日) - 静かさを科学し、次世代防音・吸音材を開発
(2018年10月1日) - 地域とヒトをつなぐカフェ
(2018年10月9日) - 江戸のとんぼ玉復興
(2018年10月15日) - オーガニックの本質
(2018年10月22日) - 本業を通じた社会貢献
(2018年10月29日) - 「防災・減災×IT」で社会に貢献
(2018年11月5日) - 技術力をいかにアピールするか
(2018年11月12日) - 「出汁」と「手打ち」へこだわり人気店に
(2018年11月19日) - 日本茶を海外に売り込む
(2018年11月26日) - 新たな交流を生む地域の特産品
(2018年12月3日) - プロレスを通して地元を元気に
(2018年12月10日) - お米の持つ無限の可能性
(2018年12月17日)
1982年生まれ。
2013年玉川大学経営学部助教、2018年から准教授。専門分野は中小企業の企業間関係。特に中小企業間のネットワークから生み出される新製品、新サービスのプロセスについて分析し中小企業の存立維持可能な要因を模索している。中小企業経営のセミナーなどの講師も務める。