地域に開かれた
地球に優しい基板メーカー
神奈川県綾瀬市に拠点を置き、自動車や画像・映像機器、医療機器などの各種電子機器に使われるプリント配線基板を設計・製造する株式会社ワイ・ケー電子。日々進化する基板業界で、顧客が求める、新技術に対応したプリント基板需要に応えるため、技術革新に取り組んできた。
多くの実績、ノウハウを持つ熟練作業者が多数在籍する同社。2018年に経営を引き継いだ代表取締役社長の井上雄亮氏は「当たり前のサービス提供はしない」と強調。だが、その手法は「デジタル社会が進む中、実はアナログ的な人と人との関係性が一番求められている」として、社内外の人と人とのつながりや信頼関係を大切にして経営の舵をとっている。
井上氏は常務取締役だった2017年に地域に開かれた総ガラス張りの木造新工場「&VILLAGE(アンド・ヴィレッジ)」を建設。2019年度グッドデザイン賞を受賞したこの建物の1階は教室や催し、カフェやワインスタンドとしても利用できる貸しホールとして地域の人たちに貸し出している。
環境問題にも熱心で、ビーチのクリーンアップや沖縄のサンゴ再生プログラムなどにも取り組む同社。地域に開かれた地球に優しい企業として地域とともに歩んでいる。
2020年7月20日
株式会社ワイ・ケー電子 :
神奈川県綾瀬市大上1-6-17
【株式会社ワイ・ケー電子 HP】
- 苦難から復活し100年企業へ
(2018年4月2日) - 切磋琢磨して成長する中小企業
(2018年4月9日) - 「プラズマ世界一」を目指して
(2018年4月16日) - 仕事とスポーツを両立できる職場
(2018年4月23日) - 先を見て「次の時代」に備える
(2018年5月1日) - 時代の変化に柔軟に対応する力
(2018年5月7日) - 都会の住まい方を考える
(2018年5月14日) - 生産者と消費者を信頼で結ぶ
(2018年5月21日) - 家族のような絆でつながる
(2018年5月28日) - メロンの水耕栽培槽を開発
(2018年6月4日) - 業界の常識を疑う
(2018年6月11日) - 研究支援メーカーへの転身
(2018年6月18日) - 外部との交流で自社を知る
(2018年6月25日) - 地元産品の再評価で町起こし
(2018年7月2日) - 細く長く地域とともに
(2018年7月9日) - 森と都市をつなぐアーバンフォレスター
(2018年7月17日) - 町工場が作ったアート・オブジェ
(2018年7月23日) - 高齢者向けIoT体感ルーム
(2018年7月30日) - 商品化できないにんにくを活用
(2018年8月6日) - スタートアップ企業の飛躍
(2018年8月20日) - 新しさとぶれなさ
(2018年8月27日) - 伝統の味を若者にも
(2018年9月3日) - 印刷は楽しいものづくり
(2018年9月10日) - 経営理念の地道な実践
(2018年9月18日) - 時代に流されないしたたかさ
(2018年9月25日) - 静かさを科学し、次世代防音・吸音材を開発
(2018年10月1日) - 地域とヒトをつなぐカフェ
(2018年10月9日) - 江戸のとんぼ玉復興
(2018年10月15日) - オーガニックの本質
(2018年10月22日) - 本業を通じた社会貢献
(2018年10月29日) - 「防災・減災×IT」で社会に貢献
(2018年11月5日) - 技術力をいかにアピールするか
(2018年11月12日) - 「出汁」と「手打ち」へこだわり人気店に
(2018年11月19日) - 日本茶を海外に売り込む
(2018年11月26日) - 新たな交流を生む地域の特産品
(2018年12月3日) - プロレスを通して地元を元気に
(2018年12月10日) - お米の持つ無限の可能性
(2018年12月17日) - 画像・映像の独自技術で飛躍
(2018年12月25日) - 「時代の課題」に応える中小企業
(2019年1月7日) - 印刷技術を核とした電子機能製品
(2019年1月15日) - 日本茶の輸出拡大を牽引
(2019年1月21日) - 空き店舗を「集う場所」に
(2019年1月28日) - 職人の意地を示した究極の自転車
(2019年2月4日) - ダンボールを「表舞台」に
(2019年2月12日) - バーベキュー場で観光振興
(2019年2月18日) - 中小企業のデータ活用戦略
(2019年2月25日) - 丹沢山麓の行列のできる製パン店
(2019年3月4日) - 無農薬の碾茶生産で国際化に挑む
(2019年3月11日) - 和紙の魅力をグローバルに
(2019年3月18日) - 衰退する地場産業に新たな風を
(2019年4月1日) - エネルギーを通じて地域に貢献する
(2019年4月15日) - 地域活性化のための仲介者になる
(2019年5月7日) - 「アルバイトの人生に責任を」と大きな決断
(2019年5月20日) - ナノ技術で届ける染めない白髪ケア
(2019年6月3日) - 昭和の香り漂う喫茶店 今では貴重な観光資源
(2019年6月17日) - 外国人観光客にも人気 老舗骨董品店の茶室
(2019年7月1日) - ニーズを見極めて新ビジネスを創造
(2019年7月16日) - 不安を安心に変えるサービス業
(2019年7月29日) - 地域に根差し、
住民の健康を支える接骨院
(2019年8月19日) - 医療用縫合針の
高度な加工技術で世界に進出
(2019年9月2日) - 変化への柔軟な対応で
時代の荒波を乗り切る
(2019年9月17日) - 中小企業連合が作った
最高級ゴルフクラブ
(2019年9月30日) - お店の想いを丁寧に発信
心を込めた漬物の味
(2019年10月15日) - 農業を通じた地域活性化
地場建設会社の挑戦
(2019年10月28日) - 「たまり醤油」の伝統を
継承しつつ革新に挑戦
(2019年11月11日) - 加工時間を短縮できる
切削工具の開発で飛躍
(2019年11月25日) - お茶どころ静岡の
リーディングカンパニー
(2019年12月9日) - 「娘の足に合う靴を」が
靴作りの原点に
(2019年12月23日)
- 環境保全型農業
そして夢のワイン造りへ
(2020年1月14日) - 納得し、満足できる
ランドセルを
(2020年1月27日) - 金物産地活性化を狙い
ウェブで全国に発信
(2020年2月10日) - 精密な金属切削加工で未来をひらく
(2020年2月25日) - 技術力と開発力の結晶
折り紙のような金網く
(2020年3月9日) - 伝統ある料亭の魅力を
伝える若女将の活躍
(2020年3月23日) - 感動を創る職場の柔軟な働き方
(2020年4月6日) - 逆風の中で躍進する
行動派のペット美容店
(2020年4月20日) - 多品種少量プレス加工実現へ、
町工場の挑戦
(2020年5月11日) - 他社に先駆けた戦略で
販路とブランド力を獲得
(2020年5月25日) - 確かな商品と高い技術
昔ながらの商法が再評価
(2020年6月8日) - 国産ドライフルーツの
フロントランナー
(2020年6月22日) - 受発注の窓口になり
翻訳の品質向上に貢献
(2020年7月6日)
1974年生まれ。
株式会社日立製作所、公益財団法人神奈川産業振興センターを経て、経営コンサルタントを主事業とする合同会社FRSコンサルティングを設立。生産性向上のための現場改善などを指導。2011年から東洋大学大学院経営学研究科ビジネス・会計ファイナンス専攻非常勤講師も務める。