社会を変えるエネルギーを
生み出すビジネス

岐阜県多治見市で太陽光発電システムなどの販売・施工・メンテナンス、再生可能エネルギーによる売電事業、小売電気事業、EVレンタカー事業など、地域内エネルギー循環にかかわるビジネスを営む株式会社エネファント。「日本一電気代が安い地域」の実現を目指す挑戦的な取り組みにより大きな飛躍を遂げようとしている。

2011年、代表取締役の磯﨑顕三氏が22歳の若さで一人起業。「20代は気合、根性、行動」を合言葉に、太陽光発電システムの販売・施工に奔走した。「電気の『創る』と『使う』を最短で繋ぐ」ことで顧客の電気代節約に貢献し、社会的な関心の高まりも追い風となって東濃地域を中心にシェアを拡大。2018年に小売電気事業「たじみ電力」を始動し、2019年には「働こCAR」という、蓄電池となるEV（電気自動車）レンタカーを若者の地元企業への就業支援と結びつけた新事業を展開。電気を「創る」、「配る」、「蓄える」にかかわる3事業のモデルが構築されつつある。

磯﨑氏は「エネルギービジネスは面白く、やりがいを感じる。地域で『一番働きたい会社』となるようチャレンジを続けたい」と話し、日本有数の"アツい街"から社会を変えるエネルギーを生み出す。

2020年9月7日