きらめき企業

多様なシーンで活用できる
映像の進化形を模索

玉川大学
経営学部准教授
長谷川 英伸 氏

テレビ番組や企業向けの映像を制作している株式会社グロウズ(東京都渋谷区)。代表取締役会長CEOの米山範彦氏が日本大学芸術学部映画学科を卒業後、フリーのディレクターとしてテレビ番組や企業PR映像などの制作経験を経て2000年に前身となる会社を設立し事業をスタートさせた。テレビやインターネットの番組から企業やイベントの紹介、CMやプロモーション映像まで多様な映像・動画を企画・演出・撮影・編集。2018年には人材採用支援会社の株式会社ワークス・ジャパンと業務契約して企業の採用動画のプランニング・ディレクション(進行管理)を担当する。

映像にまつわる技術変革や視聴環境の多様化、新しいメディアの誕生、広告費投下先の変化、人材流動性の高さなど、業界を取り巻く環境は変化が激しく、厳しさを増す。そんな中、米山氏は「独自性や差異化、ローコストへの順応、人材定着の仕組みづくりが生き残りのカギ」と話す。

これまでに1,000を超える企業の動画ツールを制作した実績を背景に、映像を多様な産業の様々なシーンで活用できるツールに発展させようと、マーケティングにいそしみ、日常を豊かにできる映像制作のあり方を模索し続けている。

2020年12月28日

株式会社グロウズ :

東京都渋谷区千駄ヶ谷3-3-32 エクセルシオ原宿101
【株式会社グロウズ HP】

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プロフィール 長谷川英伸

1982年生まれ。
2013年玉川大学経営学部助教、2018年から准教授。専門分野は中小企業の企業間関係。特に中小企業間のネットワークから生み出される新製品、新サービスのプロセスについて分析し中小企業の存立維持可能な要因を模索している。中小企業経営のセミナーなどの講師も務める。

長谷川英伸