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「世界の王」を超えた
ヤクルト村上がシーズン56号

スポーツライター
石川 哲也 氏

東京ヤクルトスワローズの村上宗隆が10月3日の今季最終戦・最終打席で日本選手シーズン最多となる56号本塁打を放ち、本塁打王に加えて首位打者、打点王のタイトルも獲得し、令和初の三冠王に輝いた。

今季の村上は7月31日から8月2日にかけて5打席連続本塁打のプロ野球新記録を達成するなど中盤戦以降、打棒が爆発。9月13日には1964(昭和39)年に王貞治が記録した55本に並んだ。しかしそれから13試合、一発が出なかったのは大記録を塗り替える重圧ゆえだったか。

「最後の打席で本塁打を打てたのは自分でもびっくり。偉大な方の記録を破ることができて本当にうれしい」

入団5年目の今季終了時点での通算本塁打160本は日本選手最速ペースとなる。王が打ち立てたアンタッチャブルレコード、通算本塁打868本超えも決して夢ではないだろう。

2022年10月17日

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石川哲也氏

1977年神奈川県生まれ。
野球を中心にスポーツの歴史や記録に関する取材、執筆をライフワークとする。著書に『歴史ポケットスポーツ新聞 野球』(大空出版)、『メジャーリーグ「大記録」への挑戦』(宝島社)など。