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熱狂のオレゴン世界陸上開幕へ
メダルが期待できる日本勢は?

スポーツライター
酒井 政人 氏

7月16日(日本時間)に開幕するオレゴン世界陸上 。日本勢でメダル争いが期待できる選手を紹介したい。まずは初日に行われる男子20㎞競歩。東京五輪で銀メダルを獲得した池田向希と銅メダルの山西利和が挑む。山西はドーハ世界陸上を制しており、「見る人に何かを伝えたい」と熱いレース運びで"連覇"を目指している。

初日には男子3000m障害で東京五輪7位入賞の三浦龍司も登場する。三浦の実力を考えると予選通過は濃厚で4日目の決勝でどこまで食らいつくことができるのか。本人は「8分を切りたい」と自身が持つ日本記録(8分09秒92)の大幅更新を狙っている。

東京五輪男子走り幅跳び6位の橋岡優輝、同女子1500m8位の田中希実、ダイヤモンドリーグで日本選手初優勝を飾った女子やり投げの北口榛花も要注目。マラソン夫婦出場の鈴木健吾と一山麻緒もメダルに挑戦する。

2022年7月4日

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酒井 政人

1977年生まれ。
箱根駅伝を目指し、東京農業大学に進学。1年時に同駅伝10区に出場。卒業後からライター活動を開始。著書に『箱根駅伝ノート』『東京五輪マラソンで日本がメダルを取るために必要なこと』など。