Stage
朗読劇『ひめゆり』
(新国立劇場 小劇場ほか)
沖縄本土復帰50周年の今年、東京都渋谷区の新国立劇場の小劇場で、同劇場演劇研修所研修生による朗読劇『ひめゆり』が上演される。同研修所では毎年夏に広島や沖縄をテーマにした朗読劇を上演している。今回は2020年に入所し2年間の研修を経た第16期生の初舞台で、作品は太平洋戦争末期の沖縄戦における「ひめゆり学徒隊」が題材。2016年の初演以来、再演を重ねるたびに好評を博しており、同研修所は「戦争の悲惨さ、命の尊さ、そして2度とこの惨禍を繰り返してはならないという力強いメッセージを受け止めてほしい」と話している。脚本は瀬戸口郁(文学座)。
公演は8月11~14日(12日は午後6時30分、他は午後2時)。その後、9月3日午後3時=パルテノン多摩 小ホール(東京都)、同7日午後7時=国立劇場おきなわ 小劇場(沖縄県)を巡回公演する。
2022年7月25日
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