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"もしも"絶滅した生物が進化し続けたなら
ifの地球生命史』
(土屋健著、技術評論社)

かつて地球上に生存したと想定される古生物が何らかの理由で絶滅を回避して子孫を残していたら、どのような姿へと進化を遂げるのであろうか。

そんなif(もしも)の世界をリアルなコンピューターグラフィック(CG)によってビジュアル化した1冊。単なる想像ではなく、これまでの研究から明らかになっている進化の系統、生態、他の古生物たちとの関係、環境などの情報をもとに、専門家によって導き出された科学的見解によるもの。本書は実在の古生物ともしもの古生物が交差しながら展開する不思議な世界が楽しめるほか、系統ごとの進化の傾向も知ることもできる。

次々と登場する架空の生物に「もしもこれらの古生物が現在も本当に生存していたら…」と想像するだけで思わず心が躍ってしまう。古生物に詳しくない人でも楽しめる1冊。イラストを服部雅人が、内容の監修を古生物学の専門家など3人が担当している。

2021年4月26日

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