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『ショパン 200年の肖像』
(兵庫県立美術館ほか)

生誕から200年余り。ピアノの詩人と呼ばれ、繊細な調べから世界中のファンに愛される作曲家、フリデリク・ショパン(1810~1849)の音楽と生涯を紹介。ポーランド国立フリデリク・ショパン研究所が運営する博物館から出展の美術品や資料などからたどる。

「エチュード ヘ長調 作品10の8」の自筆譜やオランダ出身の画家アリ・シェフェールによる肖像画は日本初公開。手紙以外の文書は残さなかったというショパン自筆の手紙は彼の心情を伝える。パリでの華々しい活躍や作家ジョルジュ・サンドとの悲恋、明治以降の日本でのショパンの受容などを約250点の資料から概観する。

10月12日~11月24日に兵庫県立美術館で開催。その後、福岡・久留米市美術館、東京・練馬区立美術館、静岡市美術館を巡回予定。

2019年10月7日