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Museum

『ファッション イン ジャパン
1945-2020-流行と社会』
(島根県立石見美術館/国立新美術館)

島根県益田市の県立石見美術館で5月16日まで開催中の同展は、戦後から現在に至る日本のファッション文化の歴史を包括的に紹介する。

流行の発信者であるデザイナーとその受信者である消費者の2つの視点から構成。戦中・戦後の国民服やもんぺから戦後の洋裁ブーム、ヒット映画をきっかけにした「真知子巻き」や「太陽族」ファッション、ミニスカートや「アイビー」スタイルなどの若者文化の隆盛、Tシャツやジーンズの大流行、1980年代の「DCブランド」、2000年代の「Kawaii文化」、さらにサステナブルな近未来のファッションまで、日本独自のファッション文化をたどっていく。

開催期間中、担当学芸員による解説やトークイベント、ecoマーケット、プレゼント企画なども催される。また、6月9日~9月6日には東京の国立新美術館(六本木)に巡回する。

2021年4月12日

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