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『ゲルハルト・リヒター展』
東京国立近代美術館・豊田市美術館

現代アートの巨匠と評されるゲルハルト・リヒター(1932年~)の国内の美術館では16年ぶりとなる大規模個展。ドイツ東部で生まれたリヒターは1961年に西ドイツに移住して「資本主義リアリズム」と呼ばれる運動を展開し、独自の表現を発表した。油彩画、写真、デジタルプリント、ガラス、鏡など多岐にわたる素材を用いて具象表現や抽象表現を行き来しながら、人がものを見て認識する原理に取り組み続けてきた。

今回の個展では約110点の展示によってリヒターの60年に及ぶ画業をたどる。とりわけ、日本初公開となる近年の大作「ビルケナウ」は要注目。幅2m、高さ2.6mの作品4点で構成される巨大な抽象画で、「ホロコースト」を主題としている。

東京国立近代美術館で10月2日(日)まで開催し、その後愛知県の豊田市美術館で10月15日(土)~2023年1月29日(日)に開催予定。

2022年6月13日

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